東京医科歯科大学 呼吸器外科学講座のあゆみ
2010年4月
2010年4月 教授・講師・助教の教員3名・ 病床数2床でスタート。
医局は医学部附属病院16階 3部屋。
2010年4月12日
大久保教授 執刀第一例目
2010年11月
病床数 6床に増床
2012年3月
M&Dタワー20Fに正式な医局新設
2012年8月
呼吸器外科手術 500例目
2012年12月
病棟に専用処置室新設(処置台・無影灯・気管支鏡ユニット・超音波機器を新規設置)
2013年4月
病床数9床に増床
2014年5月
呼吸器外科手術 1000例目
2015年4月
病床数13床に増床
2016年5月
助教2名に増員
2017年3月
教室 第一号医学博士取得
2017年7月
呼吸器外科手術 2000例目
2017年10月
原発性肺癌手術 1000例目
2018年10月
第71回 日本胸部外科学会定期学術集会
主催:東京医科歯科大学 心臓血管外科 荒井裕国前教授、
呼吸器外科で呼吸器外科領域プログラム企画担当
ロボット支援下手術開始
2020年4月
助教3名に増員
2020年7月
呼吸器外科手術 3000例目
2022年4月
教授・准教授・講師・助教2名の体制に
2023年11月 まで
全身麻酔手術 4000例 原発性肺癌手術 1950例
東京医科歯科大学 呼吸器外科の歴史
1928年(昭和3年)10月12日
東京高等歯科医学校が、文部省歯科病院を母体として神田区錦町(一ツ橋地区)に創立。
1929年4月 第一回生入学。東京商科大学(現 一ツ橋大学)校舎(神田一ツ橋)を借りて授業開始。
後に東京高等歯科医学校第二附属医院(一ツ橋分院)となった。
1930年(昭和5年)
御茶ノ水・湯島の東京女子高等師範学校跡地に校舎・病院を建設、東京高等歯科医学校第一附属医院と称した。
1943年(昭和18年)9月29日
東京高等歯科医学校 初代外科学講座教授に川島健吉教授就任。
結核に対する胸郭成形術が始まった。
1945年(昭和20年)3月
御茶ノ水・湯島 東京医学歯学専門学校・附属病院の木造建物が空襲により全焼。
1946年(昭和21年)12月2日
結核療養施設を茨城県霞ケ浦に開設(霞ヶ浦分院)結核病床20床
1947年(昭和22年)5月
東京高等歯科医学校第二附属医院(一ツ橋分院)(現 神田錦町) 診療再開。
内科・外科 35床。
川島教授が結核に対する胸郭成形術を開始。
肺結核胸郭成形術800例施行。
結核病院ということで住民反対、昭和31年閉院。
1947年(昭和22年)11月
東京医科歯科大学 国府台分院開院
(千葉県市川市、現 東京医科歯科大学教養学部)
1949年(昭和24年)12月
外科学講座 城所達士助教授(東京帝国大学出身)が就任。
呼吸器外科手術中心、本学初の全身麻酔(側臥位・片肺換気)導入。
1952年(昭和27年)9月
第一例目 肺結核に対し、肺葉切除術施行。
閉院する1965年までに1718例の呼吸器外科手術を施行。
1954年(昭和29年)
外科学講座として第一外科・第二外科を新設。
第一外科初代教授 川島健吉教授就任、第二外科初代教授に濱口栄祐教授就任、呼吸器外科診療は第一外科で発展。
1975年(昭和50年)10月
新潟大学医学部第二外科 心臓外科医 浅野献一教授が第二外科第2代教授に就任、胸部外科ということで呼吸器外科診療は第一外科から第二外科へ移った。
1983年(昭和58年)10月
胸部外科学講座が新設、鈴木章夫教授就任。
心臓・大血管・縦隔・呼吸器の外科治療が胸部外科学講座に集約。
1996年4月
胸部外科学講座 第2代教授 砂盛誠教授就任。
2000年4月
胸部外科学講座は大学院医歯学総合研究科・心肺機能外科学講座に改称。
2007年12月
心肺機能外科学講座 第3代教授 荒井裕国教授就任。
2010年4月
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科呼吸器外科学分野新設、初代教授 大久保憲一教授が就任。